カテキン

お茶のカテキン含有量を徹底比較!含有量の違いとおすすめのお茶

「カテキンを含むお茶にはなにがある?」

「そのお茶を飲めばカテキンを多く摂取できる?」

このようにカテキンが入ったお茶を飲むと健康に良いと聞いたけど、どのお茶にカテキンが含まれているのか、どのお茶を飲めば良いのか分からないですよね。

カテキンを含むお茶は、以下の通りです。

カテキンは、烏龍茶や紅茶にも含まれていますがカテキンの中でもエピガロカテキンガレートという成分は緑茶にしか含まれていません。

エピガロカテキンガレートは、緑茶のカテキン類の中でも含有量が多く、抗がん・抗菌・抗動脈硬化作用があります。

ですから、カテキンの効果を期待してお茶を飲みたいという人は緑茶を飲むことをおすすめします。ただ、緑茶といっても種類が多くカテキンの含有量も異なるためしっかりと選ばなければなりません。

そこでこの記事では、

  • カテキンが多く含まれるお茶
  • お茶のカテキン含有量の違い
  • カテキン入りのお茶の選び方
  • おすすめのカテキン入りのお茶

をご紹介します。この記事を読めば、カテキンが多く含まれているお茶が分かり、あなたにぴったりのカテキン入りのお茶を見つけることができるはずです。

カテキン入りのお茶を飲みたいけどどれを選んだら良いのか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

1.カテキンが多く含まれるお茶はどれ?

お茶と一言でいっても、煎茶・ほうじ茶・抹茶など、たくさんの種類があります。

以下の表は、カテキンを含むお茶と含まないお茶の例です。

さらにカテキンが含まれるお茶の中でもどのくらいカテキンが含まれているのか、カテキンを多く含むお茶はどの種類なのか詳しくみていきましょう。

1-1.お茶の種類ごとのカテキン含有量比較

お茶の種類 タンニン(カテキン)含有量(100gあたり) 浸出法
茶葉 浸出液
煎茶 13g 0.07g 茶葉10g/90°Cのお湯430ml、1分
玉露 10g 0.23g 茶葉10 g/60°Cのお湯60ml、2.5分
抹茶 10g 粉末製品
ほうじ茶 0.04g 茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
玄米茶 0.01g  茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
番茶 0.03g 茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
烏龍茶 0.03g 茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
紅茶 11g 0.10g 茶葉5g/熱湯360ml、1.5分 ~4分

参考:日本食品標準成分表 2015年版(七訂)

上記の表を見てみるとカテキンの含有量が多いのは、茶葉をみると煎茶が最も多いですが、浸出液では、玉露が多くなっています。

煎茶は、茶殻にカテキンが多く含まれているため、抽出したあとの茶殻を有効活用するとさらにカテキンを摂取することができます。例えば、残った茶殻と卵を混ぜて卵焼きにしたりクッキーやパンケーキを造る際に混ぜると茶殻も美味しく食べることができます。

また、紅茶もカテキンを多く含まれていますが、エピガロカテキンガレートは緑茶にしか含まれていない成分の一つです。エピガロカテキンガレートは、抗酸化作用がありアルツハイマー病の進行を遅らせたりインフルエンザや風邪ウイルスにも効果があるとされています。

健康効果を期待している人は、紅茶ではなく緑茶の方がおすすめです。

緑茶の効果については、以下の記事で詳しく解説しているので確認してみてください。

  • カテキン 緑茶 効果
【お茶の種類の違いはなに?】
お茶の種類は、発酵度合いによって3つに分かれます。
発酵茶:緑茶半発酵茶:烏龍茶全発酵茶:紅茶
そして、緑茶を分類すると以下のようになります。
煎茶:全国で最も生産量が多く、緑茶の中で広く飲まれているお茶。蒸して揉んで作るお茶。玉露:高級品。日光を遮った環境で栽培される。(被覆栽培)抹茶:玉露と同じく被覆栽培で作られ、蒸したあとに炉にかけて乾燥させ、石臼で粉末状にしたもの。番茶:摘み残りの固くなった茶葉や製造過程で使われなかった茶葉などで作られたお茶。ほうじ茶:番茶などを強火で炒り、香ばしさを引き出したお茶。カフェインが少ない玄米茶:蒸して炒った玄米と番茶や煎茶を同量混ぜて作ったお茶。

1-2.ペットボトル緑茶のカテキン含有量比較

商品名 販売会社 内容量 カテキン類含有量(mg/100ml)
おいしいお茶 CGC 500 32
生茶 キリン 525 32
綾鷹特選茶 コカ・コーラ 500 34
伊右衛門特茶 サントリー 500 35
おーいお茶 伊藤園 525 36
綾鷹 コカ・コーラ 525 38
TOPVALU緑茶 イオン 525 39
おーいお茶 濃い茶 伊藤園 525 87
2つの働き カテキン緑茶 伊藤園 350 81
ヘルシア 緑茶α 花王 350 164

参照:北海道立消費生活センター

上記の表を参考にすると、「おいしいお茶」「生茶」「綾鷹」などの商品はカテキン含有量に大差はありません。ペットボトルのお茶は添加物等も含まれているため、栄養素は低めです。

一方「おーいお茶濃い茶」は、機能性表示食品としてガレート型カテキンを多く含み体脂肪を減らす機能があると報告されています。

さらに「2つの働きカテキン緑茶」と「ヘルシア緑茶α」はトクホ(特定保健用食品)としてカテキンによる効果が実証され認められたものです。

機能性表示食品やトクホは、少ない内容量ながらもカテキンがしっかり摂れるので、たくさん飲むのは辛いという方に適しています。

【機能性表示食品とトクホ(特定保健用食品)の違いってなに?】
機能性表示食品:消費者庁に書類を提出すれば審査なしで企業の責任において健康への働きを表示したもの。トクホ:厳しい認定基準のもと国が効果や安全性を審査したもの。

2.お茶のカテキン含有量の違いはなに?

同じお茶でもカテキンの含有量に違いがあるのが分かったと思います。カテキンの含有量の違いは、主に以下のような3つの条件によるものです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.品種による違い

茶葉にも米などと同じように品種があります。その数はなんと100種類以上もあり、それぞれ味わいや香り、水色も異なります。

カテキンの含有量も品種によって様々です。以下は、日本食品科学工学会の2001年1月に発行された会誌における日本茶の品種別のカテキン割合になります。

日本茶の品種 エピカテキン エピガロカテキン エピカテキンガレート エピガロカテキンガレート
やぶきた 1.06% 1.73% 3.89% 7.68%
ゆたかみどり 1.67% 4.71% 3.84% 7.24%
おくみどり 1.43% 4.50% 5.05% 7.97%
ごこう 1.88% 4.11% 5.54% 7.50%
あさつゆ 1.04% 2.37% 5.17% 5.63%
さやまかおり 1.50% 3.77% 5.93% 8.49%
かなやみどり 1.57% 4.76% 3.50% 7.54%

参考:日本食品科学工学会誌

このように茶葉の種類によってカテキンの含有量も異なってくるので、お茶でカテキンをたくさん摂り入れたいという人は品種にもこだわると良いでしょう。

2-2.栽培条件による違い

カテキン含有量は、栽培条件にも左右されます。

例えば被覆栽培(覆い下栽培)で育った茶葉はカテキン含有量は少なめです。被覆栽培とは、茶園を遮光素材で覆い一定期間日光を遮って育てる方法です。

一定期間光を遮ることで鮮やかな緑色と、独特の香りやまろやかな旨み・甘みのあるお茶になります。

カテキンは日照時間が多ければ多いほど増えていく性質を持っているので、被覆されている茶葉の方がカテキンは少なくなります。

被覆栽培が行われるお茶の種類は以下の通りです。

【被覆栽培のお茶】
かぶせ茶玉  露てん茶 

2-3.摘採時期による違い

茶葉は、産地によりますがだいたい4月上旬ごろから秋にかけて2〜4回摘採されます。

始めに摘採される一番茶は、香りもよく、うま味・甘味成分のテアニンやミネラルをたっぷり含み品質が高いとされています。

二番茶は一番茶を摘んでから45〜50日後に摘まれるお茶で、テアニンの含有量は少なく、カテキン含有量は多い傾向があります。

二番茶は一番茶に比べると苦みや渋みが多くなり、品質も低下します。しかし、二番茶の方が収穫量も多く安価なため家庭でよく飲まれているお茶でもあります。

このようにカテキンの含有量には違いがあり、どのお茶を選ぶべきなのか迷ってしまいますよね。次の章ではカテキンのお茶の選び方をご紹介するのでぜひ参考にしてください。

3.カテキン入りのお茶の選び方4つ

カテキン入りのお茶の選び方は、主に4つあります。

何を重視して選ぶとよいのか、1つずつ確認していきましょう。

3-1.飲みやすさ 

カテキンの効果を得るためにお茶を飲むのであれば、毎日10杯ほど飲み続けることが大切です。

しかしカテキンは渋み成分なので、濃すぎるお茶は苦みが増し飲みにくいと感じる人も多いでしょう。カテキンを多く摂るために、苦いお茶を我慢して1日10杯飲むことは苦痛ですよね。

カテキンは少量でも続けて摂ることが効果的なので、カテキンの量にこだわりすぎず自分が飲みやすい、美味しいと感じるお茶を選びましょう。

カテキンの効果について以下の記事で詳しく解説しているので、どのような効果があるのかよく知らないという人は、ぜひ参考にしてください。

カテキンを含む緑茶の効果は10個!栄養成分と効果的な飲み方を解説

3-2.目的

カテキン入りのお茶の効果はさまざまなので、ダイエットのためにカテキン入りのお茶を飲む人や虫歯予防に飲みたいという人もいるでしょう。

ダイエットのためであれば、カテキンが540mg以上のものを選ぶと効果的です。虫歯予防であれば、カテキンの濃度が薄くてもお茶でうがいをすることで効果を得ることができます。

また、水分補給のためであれば苦みを抑えたものの方が飲みやすいです。

このように目的に合わせてカテキン入りのお茶を選ぶと良いでしょう。

目的 おすすめのお茶
風邪・インフルエンザ予防 飲みやすい緑茶
虫歯予防 価格が安い緑茶でも良い
ダイエット カテキン540mg以上のお茶
老化・病気予防 できるだけカテキンが多く含まれている飲みやすい緑茶

3-3.価格

カテキンの効果を得るためには、毎日続けて摂ることが大切だとお話しました。そこで、お茶の値段も選ぶ基準となってきます。

お茶の価格は、茶葉を摘み取る時期や品質などによって変わってきます。

例えば1杯200円のお茶を毎日10杯飲むと1日2,000円かかり、1ヶ月60,000円かかることになります。お茶に1ヶ月60,000円はなかなか一般家庭では厳しいものですよね。

長期間続けて飲むことを考慮して、家計の負担にならない範囲で選ぶと良いでしょう。

以下は、「4.カテキン入りお茶のおすすめ13選」で紹介するお茶の価格です。どのくらいの価格であれば続けていけるのか考えて選んでみてください。

名称 価格(税込) 1日あたりの適正摂取量 1日あたりの価格(税込)
伊右衛門 特茶(サントリー) 500ml:183円 500ml 183円
ヘルシア緑茶α(花王) 350ml:172円 350ml 172円
カテキン緑茶(伊藤園) 500ml:162円 1,000ml 324円
生茶 デカフェ(キリン) 430ml:151円 ??? ???
特選荒茶(荒畑園) 150g:1,080円 湯呑10杯程度 約144円(1杯2g)
深蒸し掛川茶(佐次本製茶) 80g:600円 湯呑10杯程度 約224円(1杯3g)
あさつゆ(長峰製茶) 100g×2本:1,296円 湯呑10杯程度 約194.3円(1杯3g)
がぶがぶ飲める深蒸しティーパック(荒畑園) 2.5g×100個:1,380円 湯呑10杯程度 約138円(1個1杯分)
おーいお茶プレミアムティーパッグ(伊藤園) 20袋:390円 湯呑10杯程度 約97.5円(1袋2杯分)
辻利煎茶三角ティーバッグ(辻利・片岡物産) 2g×50個:1,242円 湯呑10杯程度 約124.2円(1袋2杯分)
茶カテキン粉末(Qualselect ) 200g:2,980円 700ml 約16円
茶葉まるごとカテキン粉末緑茶(DHC) 40g:410円 ??? 1杯約5.1円
ヘルシア茶カテキンのちから緑茶風味(花王) 30本:2,136円 1日2本 142.4円

3-4.カフェインが入っているか

カフェインが入っているお茶なのかも気にしておきたいポイントです。特に子どもの場合、カフェインの摂りすぎは脳の発達に影響をもたらすため控えたい人も多いのではないでしょうか。

カフェインには、以下の作用があります。

  • 覚醒作用
  • 強心作用
  • 代謝促進
  • 利尿作用

もちろんこれらの作用を得るために、カフェイン入りのお茶を選ぶのも良いですし、睡眠の質が落ちてしまわないか心配という人はカフェインレスの緑茶を選ぶとよいです。

4.カテキン入りお茶のおすすめ13選

ここからは、カテキンが入っているお茶でおすすめできる商品をご紹介します。先程選び方でも紹介した飲みやすさや価格を重視し、比較的続けやすいものを選んでみました。

お茶は様々な摂り方ができるので、以下の4つに分けてご紹介します。

  1. ペットボトル
  2. 茶葉
  3. ティーパック
  4. 粉末

ライフスタイルに合わせて、お気に入りを見つけてみてください。

 

4-1.【ペットボトル】カテキン入りお茶おすすめ4選

まずはペットボトルのお茶でおすすめする4選からみていきましょう。

ペットボトルはコンビニやスーパーなどで手軽に手に入るところが魅力です。すぐに飲めて飲み終わったら捨てられるのもメリットです。

外出先などでは、ペットボトルのお茶を購入するなどしてこまめに補給すると良いでしょう。

4-1-1.伊右衛門 特茶(サントリー)

サントリーから発売されている伊右衛門特茶はカテキンを含むだけではなく、脂肪分解酵素を活性化させる働きがあります。

そのため体脂肪を減らす手助けをしてくれて、ダイエット目的で緑茶を選ぶ人にはとても適した商品といえます。

栄養面もさることながら味にもこだわっていて、豊かな香りとほどよい渋みで飲みやすさに関してもおすすめです。

容量:500ml価格:183円(税込)カテキン含有量:230mg適正摂取量:1日500ml

伊右衛門 特茶(サントリー)の購入はこちら

4-1-2.ヘルシア緑茶α(花王)

花王から発売されているヘルシア緑茶αもカテキンを多く含みおすすめできる商品です。

こちらも内臓脂肪を減らす効果が期待できるとトクホに認定されたお茶です。

カテキンが1本で540㎎も濃縮されていて、1本で湯呑5杯分を飲んだのと同程度のカテキンを摂取することができます。

凝縮されていると聞くと、苦そうと思われるかもしれませんが、癖になる苦味・健康によさそう・苦味を想像してたのに美味しかったという声もあります。

容量:350ml価格:172円(税込)カテキン含有量:540mg適正摂取量:1日350ml

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4-1-3.カテキン緑茶(伊藤園)

伊藤園から発売されているカテキン緑茶もトクホ飲料です。

こちらは、

  • 血中コレステロールを減らす
  • 脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる

という2つの効果をウリにしています。

具体的にはカテキンの働きで悪玉コレステロールを減らしてくれ、体脂肪が気になったりコレステロールが高めの人におすすめです。

カテキンは1本で178㎎摂取することができ、1日に2本を目安に飲むことを推奨しています。

容量:500ml価格:162円(税込)カテキン含有量:197mg適正摂取量:1日2本 1,000ml

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4-1-4.生茶デカフェ(キリン)

キリンから発売されているデカフェの生茶は、カフェインを控えたい人におすすめです。通常の緑茶にはカフェインが入っていますが、この商品はノンカフェインというのが特徴。

ノンカフェインでもしっかと緑茶の旨味やコクが感じることができます。さらにカフェインのみを取り除くことができる「カフェインクリア製法」により、カテキンやテアニンはそのまま残っているのです。

妊娠中や授乳中でカフェインを気にしている人でもカテキンを摂ることができるのは嬉しいですね。

ただしカテキンの含有量は茶葉の生産地や収穫時期などにより異なるため数値として表示はされていません。

容量:430ml価格:151円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:???

生茶デカフェ(キリン)の購入はこちら

 

4-2.【茶葉】カテキン入りお茶おすすめ3選

次は、茶葉で淹れるお茶でおすすめの3選をみていきましょう。

茶葉のお茶は、お湯の温度や蒸らし時間等を調整することができるのでご自身の好みに合ったお茶を淹れることができます。

さらにカテキンは80℃以上で溶け出す性質があり、高温でじっくり抽出すると多くのカテキンを摂ることができるのでおすすめです。

それでは、茶葉のおすすめのお茶3つをみていきましょう。

4-2-1.特選荒茶(荒畑園)

荒畑園から発売されている特選荒茶は、茶葉をまるごと使用し健康成分がたっぷり入ったお茶です。

荒茶は葉の部分だけでなく茎など茶葉がまるごと入っているのでカテキンだけでなくテアニンやビタミンなどの健康成分が豊富に摂取することができます。

さらに荒畑園は自社で茶葉の栽培から販売までを行っているので値段もお手頃です。お家でがぶがぶ飲めるのは嬉しいポイントです。

容量:150g価格:1,080円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:湯呑10杯程度

特選荒茶(荒畑園)の購入はこちら

4-2-2.深蒸し掛川茶(佐次本製茶)

 

佐次元製茶の深蒸し掛川茶は、大手通販サイトでも人気の高い茶葉の一つです。

掛川茶は、静岡県掛川市で作られているお茶で普通の煎茶よりも蒸す時間を2倍から3倍長い「深蒸し」という製法が主流となっています。

そのため茶葉は、陽射しをたっぷりと浴びカテキンを豊富に含んでいるにもかかわらず、濃厚で甘く深い味わいのお茶です。

容量:80g価格:600円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:湯呑10杯程度

深蒸し掛川茶(佐次本製茶)の購入はこちら

4-2-3.あさつゆ(長峰製茶)

「あさつゆ」は全国生産量の1%という希少なお茶です。

こちらの「あさつゆ」は、鹿児島県産のもので、豊富な日射量によりカテキンの量も多く、アミノ酸も多く含まれた甘みがあるのが特徴です。

希少なお茶にもかかわらずリーズナブルな価格なので、一度お試ししてみても良いですね。

容量:100g×2本価格:1,296円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:湯呑10杯程度

あさつゆ(長峰製茶)の購入はこちら

 

4-3.【ティーパック】カテキン入りお茶おすすめ3選

続いてティーパックでおすすめするお茶3選です。

茶葉で淹れるよりも手軽で、洗い物も少なく済むのがティーパックのメリットです。仕事場などお湯が手に入る環境なら、ティーパックを持ち歩くのも経済的でしょう。

4-3-1.がぶがぶ飲める深むしティーパック(荒畑園)

茶葉部門でもおすすめした、荒畑園から発売されている深むし茶のティーパックです。

深蒸し茶は、旨みコクがあり、まろやかな味なのでとても飲みやすくなります。カテキンもたっぷり入り、100個入りで1,380円(税込)はコスパ抜群です。

ゆっくり急須で淹れる時間がとれない人にもおすすめのティーパックです。

容量:2.5g×100個価格:1,380円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:湯呑10杯程度

がぶがぶ飲める深むしティーパック(荒畑園)の購入はこちら

4-3-2.おーいお茶プレミアムティーバッグ(伊藤園)

伊藤園から発売されているおーいお茶プレミアムティーパックも極蒸し製法で作られているため、2杯目も味や色・香りがしっかり出てくれます。

通常の4~5倍もの時間をかけてじっくりと蒸して作られており茶カテキンもしっかり入っています。

さらに宇治抹茶入りのため、緑茶と抹茶両方の香りが楽しめるのもこの商品の魅力です。スーパーやドラッグストア等でも手軽に手に入るのも良いですね。

容量:1.8g×20袋価格:390円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:1日湯呑10杯程度

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4-3-3.辻利煎茶三角ティーバッグ(辻利・片岡物産)

辻利・片岡物産から発売されている辻利煎茶三角ティーバッグも人気のあるお茶です。

一般的なティーバッグと比べて一回り大きいティーバッグなので、抽出性が良いのが特徴です。京都の宇治の茶葉を使っており、味も濃く香りが良いと高評価。

さらに1つずつアルミ包装なので新鮮さを保てるのも人気の秘訣です。

容量:50袋価格:1,242円(税込)カテキン含有量:???適正摂取量:1日湯呑10杯程度

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4-4.【粉末】カテキン入りお茶おすすめ3選

最後に粉末タイプのおすすめするお茶3選です。

茶葉をそのまま粉末にしており、効率的にカテキンを摂取することができます。

カテキンだけを摂取したいという人におすすめです。

4-4-1.茶カテキン粉末(Qualselect )

こちらの「茶カテキン粉末」は、超高濃度に抽出しているのでポリフェノール成分が98%を占めた粉末です。

500mlのお湯で溶いた場合、なんと16円という安さなのでコスパ面では最強といえます。

粉末なので料理に混ぜたりうがいや美容にも利用でき、さらに衛生スプレーや石鹸作りなどオリジナルのグッズを作ることも可能です。

渋みが気になる場合には、豆乳と混ぜたり、レモンティーにすると飲みやすくなるのでおすすめです。

容量: 100g(500ml×200杯)参考価格:2,980円(税込)カテキン含有量:80%以上適正摂取量:1日700ml(カテキン540mg)

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4-4-2.茶葉まるごとカテキン粉末緑茶(DHC)

サプリメントが有名なDHCからも粉末緑茶が販売されています。

収穫した茶葉を丸ごと粉砕して作られた商品なので、本来茶殻に残ってしまう水溶性成分も全部摂取することができます。

また粉末状になっているため、水やお湯に溶けにくい食物繊維やビタミン類なども全て摂取でき、健康に気をつけている人におすすめです。

容量:40g価格:410円(税込)カテキン含有量:6,158 mg (1袋あたり)適正摂取量:???

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4-4-3.ヘルシア茶カテキンのちから緑茶風味(花王)

ペットボトルのおすすめにもあったヘルシアは粉末でも販売されています。

カテキン量が豊富な生茶葉を厳選し、煎茶の香りやうまみ、甘みを十分に感じることができます。

170mlのお湯または水で溶かして飲むため2本飲んでも340mlだけなので、食事中に飲むだけでも十分にカテキンを摂取することができ、毎日続けやすいでしょう。

ペットボトル1本飲むのはちょっと辛いという人にもおすすめです。

容量:30本価格:2,136円(税込)カテキン含有量:540mg(2本)適正摂取量:1日2本

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5.そもそもカテキンってなに?

最後にあらためてカテキンとは何なのか、効果や種類等をお話していきます。

カテキンの知識を深め、ご自身に合った商品選びにお役立てください。

5-1.カテキンとは?

カテキンとはお茶に含まれるポリフェノールの一種で、お茶の渋いと感じる成分がカテキンです。

カテキンは特に緑茶に多く含まれており、茶葉に含まれるポリフェノールの約80%を占めています。

ポリフェノールの一種なので、緑茶の他にもリンゴやモモなどの果物やカカオにもカテキンは含まれています。

ただ、これらの食品は食べ過ぎるとカロリーも気になるところなので、ほぼ0キロカロリーの緑茶の方が摂取し続けやすいでしょう。

5-2.カテキンのお茶を飲むとどうなる?

カテキン入りのお茶を飲むことで得られる効果は本当に様々です。

主に以下のような効果が期待できます。

これらの効果を得るためには、継続してカテキンを摂取することが大切です。

今回紹介したお茶はカテキンが入っているものばかりなので、お気に入りのものを継続して飲み、健康効果を実感しましょう。

5-3.お茶に含まれるカテキンの種類は?

お茶に含まれるカテキンは4種類あります。

中でもエピガロカテキンガレートは、緑茶以外の植物からはまだ発見されておらず、とても貴重な栄養素といえます。

エピガロカテキンガレートは抗酸化作用が非常に強く、ビタミンCの約90倍・ビタミンEの約23倍も含まれています。

緑茶抽出液中のカテキン割合をみてみると、エピガロカテキンガレートが約59%なので、しっかり抗酸化作用の恩恵を受けることができるでしょう。

まとめ

肥満の予防や風邪の予防などが期待できるカテキンが含まれているお茶は以下のとおりです。

これらのお茶にカテキンは含まれているのですが、カテキンの1種でもあるエピガロカテキンガレートは緑茶にしか含まれない成分です。

エピガロカテキンガレートは、がんや糖尿病、肥満などの予防に効果があります。このような健康効果を期待するのであれば、緑茶を摂取するべきです。

その効果は、継続してカテキンを摂取することで得ることができます。カテキン入りのお茶を選ぶ際には、以下の4つを基準に選ぶと良いです。

カテキンのお茶にはペットボトル・茶葉・ティーパック・粉末といろいろなタイプがあるので、ご自身のライフスタイルや飲み方のこだわりに考慮して選んでみましょう。

-カテキン