「カテキンの多いお茶はどれだろう?」
こんな風に、お茶選びで迷うことはありませんか?
カテキンが多いお茶としては以下の3種類が挙げられます
健康やダイエットのためにお茶を飲むなら、より効果のあるカテキンの多いお茶を選びたいですよね。
お茶を普通に飲むだけでも体に良い効果をもたらしてくれますが、カテキンの多いお茶を選ぶことで、ダイエットや病気の予防などをより効果的に得ることができます。
そこでこの記事では、いろいろなお茶の種類の中から、カテキンの多いお茶をセレクトしてご紹介します!
また、おすすめするお茶にカテキンが多く含まれる理由、より効率的にカテキンの効果を得る方法、カテキンが持つさまざまな効能についても解説します。
この記事を読んでわかること |
カテキンを多く含むお茶はこの3つカテキンを多く含むお茶の種類「煎茶」カテキンを多く含むお茶の品種「べにふうき」独自の加工方法でカテキンを多く含むプーアール茶「茶流痩々」 カテキンの多いおすすめの茶葉3選カテキンの多いおすすめのお茶ティーパック3選カテキンの多いおすすめの粉末茶2選カテキンの多いおすすめのペットボトル茶3選と一覧 カテキンをより多く摂取できるお茶の飲み方カテキンをより効果的に摂取するお茶の淹れ方効果的にカテキンを摂取するなら粉末茶がおすすめ お茶に含まれるカテキンの効能 |
この記事を読むことで、カテキンの多いお茶の種類を知り、あなたの健康のために役立てることができます。ぜひ最後までご覧ください。
1. カテキンを多く含むおすすめのお茶

Green tea buds and leaves at early morning on plantation
より多くのカテキンを摂取して、健康やダイエットの効果を得るためには、どのお茶を飲めばよいのでしょうか?
カテキンを多く含むおすすめのお茶をご紹介する前に、まずは、お茶の基礎知識を簡単にご紹介します。
1-1. お茶の基礎知識
「お茶」には、煎茶、ほうじ茶、玉露、玄米茶などさまざまな種類があります。ウーロン茶や紅茶、プーアール茶などもお茶の一種ですね。
これらのお茶は、全て同じ茶葉からつくられていることをご存知でしょうか?
煎茶やウーロン茶、紅茶という種類の茶葉があるわけではなく、同じ種類の茶葉をさまざまな方法で加工することで、味も香りも異なるいろいろな種類のお茶がつくられているのです。
1-2. カテキンを多く含むお茶はこの3つ
では、カテキンを多く含むお茶を飲むには、どのお茶を選べばよいのでしょうか。
そもそも、カテキンはお茶の原料となる茶葉に含まれているのですが、実は その含有量は次のような要因により変化します。
- 原料となる茶葉の木の育て方
- 原料となる木の品種
- お茶の加工方法
ですので、この3つの要因を考慮することで、カテキンの含有量がより多くなるお茶を選ぶことができます。
3つの要因に沿って選んだ「カテキンを多く含むおすすめのお茶」は、次の3つです。
まずは、「煎茶」。
お茶の基礎知識の中でご紹介した、お茶の種類の中のひとつです。
そして、「べにふうき緑茶」は、お茶の品種(お茶の木の種類)のひとつである「べにふうき」から作られた緑茶です。
最後の「茶流痩々(さりゅうそうそう)」は、煎茶と同じ茶葉から作られた、プーアール茶になります。煎茶と茶流痩々は、同じ種類の茶葉から作られていますが、加工方法が異なります。
それぞれのお茶がどのように作られ、なぜカテキンの量が多いのかを解説していきます。
1-2-1. カテキンを多く含むお茶の種類「煎茶」
さまざまなお茶の種類の中で、最も多くカテキンが含まれているのは「煎茶」です。
その理由は、日光を多く浴びて育っていること。
そして、加工工程が少ないことです。
実は、茶葉の中に含まれるカテキンの量は、たくさんの日光を浴びることで増加します。
「玉露」や「かぶせ茶」のように、日光を一時的にさえぎって育てられた茶葉よりも、日差しを多く浴びて育ったごく普通の茶葉のほうが、カテキンの含有量が多くなるのです。
しかし、お茶を作る工程で加工することで、茶葉に含まれていたカテキン含有量は少なくなっていきます。
蒸気で蒸す工程ではカテキンの量はあまり変わりませんが、発酵、焙煎などの加工をすることで、カテキンの含有量が減ってしまうのです。
従って、発酵をしていない「不発酵茶」のうち、焙煎や加工をしていない「煎茶」に、カテキンが多く含まれるということになります。
1-2-2. カテキンを多く含むお茶の品種「べにふうき」
前章で、お茶の茶葉はどれも同じとご紹介しましたが、実は、お茶にはたくさんの品種があります。
最も有名で、代表的な品種「やぶきた」という名前は、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
そのほかにも、鹿児島の「ゆたかみどり」、京都の「おくみどり」、さやまの「さやまかおり」などさまざまな品種があり、農林水産省に登録されているだけでもおよそ80種類の品種があります。
これらのたくさんのお茶の品種の中で、特にカテキンを多く含むお茶の品種として、近年注目を集めているのが「べにふうき」です。
べにふうきの茶葉から加工された緑茶「べにふうき(紅富貴茶)緑茶」は、抗アレルギー作用が高く、花粉症の予防などに大きな効果が期待できます。
しかし、べにふうきを栽培している茶園は全国でもまだ珍しく、栽培量が限られているため、お店では扱っていないケースも少なくありません。
日本の代表的なお茶の品種と茶園面積の割合 | ||
やぶきた | 75% | 日本の代表的な品種。品質・収穫量・耐性のいずれも高水準 |
ゆたかみどり | 6% | 鹿児島を代表する品種。カテキンを多く含み、渋みが強いのが特徴 |
おくみどり | 2% | 九州、近畿地方で生産される。バランスの良い味わいが特徴 |
さえみどり | 2% | 鹿児島、静岡ほか全国で生産される。旨味が強く、上品な香りが特徴 |
べにふうき | ごく僅か | メチル化カテキンを多く含み、渋みと苦みが強いのが特徴 |
データ参照:農林水産省「平成25年度 食料・農業・農村白書 第4節 主要農畜産物の生産等の動向(7)茶」
1-2-3. 独自の加工方法でカテキンを多く含むプーアール茶「茶流痩々」
荒畑園のプーアール茶「茶流痩々」は、カテキンを多く含むお茶です。
一般的なプーアール茶は、カテキン含有量があまり多くありません。なぜなら、茶葉を発酵する工程でカテキンが少なくなってしまうからです。
しかし、独自の製法で作られた、荒畑園のプーアール茶「茶流痩々」には、ダイエットに効果のあるカテキンの成分がたくさん含まれています。
それには、次の2つの理由があります。
- 原料となる茶葉の違い
- 加工方法の違い
まず、「茶流痩々」の原料には、日照時間がとても長いことで知られる静岡県牧之原台地で生産された、カテキンを多く含む肉厚の茶葉を使用しています。
さらに、自社のプーアール茶専用工場で、80時間かけて茶葉をじっくり発酵させています。こうすることで、茶葉にふくまれるたっぷりのカテキンが、脂肪吸収を抑制する働きのあるポリフェノールに変化。体に良い効果をもたらす機能性のお茶「茶流痩々」ができあがります。
2. カテキンの多いおすすめの茶葉3選

Chinese green tea loose leaves tasting selection wooden tray on table with three cups for drink tasting. Japanese matcha, royal white peony, butterfly jasmine from Fujian province.
お茶の基本情報と、カテキンの多いお茶の種類についてご紹介しました。お茶の種類によってカテキンの含有量が変化する仕組みをご理解いただけましたでしょうか。
この章では、お茶を茶葉で楽しみたい方におすすめの、カテキンを多く含む茶葉の商品を、荒畑園の公式サイトよりご紹介します。
「自宅でお茶を淹れて飲みたいけれど、どのお茶を選べばよいかわからない」という方は、ぜひこちらでご紹介する商品をためしてみてください。
迷う場合は、少量のパックを購入して飲み比べてみる方法がおすすめです。
2-1. たっぷりカテキン緑茶

「たっぷりカテキン緑茶」は、茶カテキン(お茶由来のポリフェノール)を多く含む緑茶です。
茶葉に豊富に含まれる茶カテキンが内臓脂肪に働きかけ、飲むことで内臓脂肪を減らす効果があります。
「たっぷりカテキン緑茶」は、内臓脂肪を低下させる確かな働きが確認された、機能性表示食品です。
1日2杯程度を目安に飲み続けることで、確かな効果が期待できます。
【商品名】たっぷりカテキン緑茶【販売価格】1,080円(税込)【内容量】200g【賞味期限】1年間【備考】機能性表示食品 |
2-2. 定番銘茶 大地の詩 あおば

荒畑園の定番銘茶「大地の詩 あおば」は、気軽に飲める普段のお茶として人気のシリーズです。
夏に葉を摘む二番茶は、日差しをたっぷり浴びているので、茶葉にカテキンがたくさん含まれています。
その二番茶からつくられているので、「大地の詩 あおば」はカテキンが豊富。さわやかな味と香りが特徴です。
リーズナブルなので、大勢での集まりや職場でのお茶にもおすすめです。
【商品名】定番銘茶 大地の詩 あおば【販売価格】756円(税込)【内容量】200g【賞味期限】1年間 |
2-3. 望 銀印

「望 銀印」は、上品なお茶の香り、甘く濃い旨味、そして、濃くきれいな緑色が特徴のお茶です。
さらに、美味しさだけでなくカテキンを豊富に含んでいるので、健康やダイエットの効果も期待できます。
「望 銀印」は、静岡県牧之原市のブランド茶でもあります。
厳しい検査基準をクリアした、質の高いお茶ながら、比較的リーズナブルな価格で楽しめる、おすすめのお茶です。
【商品名】望 銀印【販売価格】792円(税込)【内容量】100g【賞味期限】1年間 |
3. カテキンの多いおすすめのお茶ティーパック3選
お茶をもっと手軽に楽しみたい方には、急須を洗う手間が要らない「お茶ティーパック」がおすすめです。
1杯分ずつ個包装になっているので、携帯用にも便利。飲みたいときに必要な分だけ淹れられるので、毎日続けたいという方にもおすすめです。
荒畑園の人気商品の中から、カテキンを多く摂取できる、おすすめの「お茶ティーパック」の商品をご紹介します。
3-1. たっぷりカテキン緑茶(ティーパック)

お茶由来のポリフェノールである茶カテキンをを多く含む「たっぷりカテキン緑茶」を、1杯分ずつ楽しめるティーパックです。
「たっぷりカテキン緑茶」は飲むことで内臓脂肪を減らす効果のある、機能性表示食品です。1日2~3杯程度を目安に飲み続けることで、確かな効果が期待できます。
【商品名】たっぷりカテキン緑茶(ティーパック)【販売価格】972円(税込)【内容量】2g×30ヶ【賞味期限】1年間【備考】機能性表示食品 |
3-2. べにふうき(ティーパックタイプ)

荒畑園の「べにふうき茶」は、渋み、苦味の少ない、とても飲みやすい味わいが特徴。1杯分ずつ淹れられる、手軽なティーパックタイプになっています。
べにふうき茶は、抗アレルギー性能を持つメチル化カテキンを豊富に含むことで知られ、飲み続けることで目や鼻の不快感を軽減させてくれる効果が期待できます。
花粉症対策として、シーズン前に飲み始める方法がおすすめです。
【商品名】べにふうきテ(ティーパック)【販売価格】1,620円(税込)【内容量】3g×30ヶ【賞味期限】1年間【備考】機能性表示食品 |
3-3. プーアール茶「茶流痩々」(ティーパックタイプ)


「茶流痩々(さりゅうそうそう)」は、国産の茶葉だけを使ってつくられたプーアール茶です。
国内の生産地の中でも特に日照時間が長い、静岡県牧之原台地で生産された、カテキンを多く含む肉厚の茶葉を使用。
80時間かけてじっくり発酵させることで、たっぷりのカテキンが脂肪吸収を抑制する働きのあるポリフェノールに変化、ダイエットに効果的な機能性のお茶「茶流痩々」ができあがります。
自社のプーアール茶専用工場で、温度・湿度・衛生を徹底管理してつくられているので、洗茶(一煎目を捨てること)をする必要がなく、三煎目まで美味しくいただけます。
プーアール茶の独特な匂いやクセがないので、毎日無理なく飲み続けることができます。
マグカップ用と、ポット用(1リットル用)があります。
【商品名】プーアール茶「茶流痩々」(ティーパック)【販売価格】669円(税込)【内容量】2g×10ヶ【賞味期限】2年間 |
4. カテキンの多いおすすめの粉末茶2選
お茶を飲むことで、茶葉に含まれるカテキンをもっと効率的に摂りたいなら、粉末茶がおすすめ!
粉末茶は、茶葉をまるごと細かく粉砕したものなので、茶葉に含まれるカテキン成分をまるごと全部摂取することができます。
さらに、粉末茶はお湯や水にさっと溶けるので茶葉を処分する必要がなく、とても便利です。
荒畑園のおすすめ商品の中から、カテキンを多く摂取できる、おすすめの「粉末茶」の商品をご紹介します。
4-1. べにふうき(スティックタイプ 14本入)

「べにふうき茶」が、お湯や水にさっと溶けて飲みやすい、スティックタイプの粉末茶になりました。
抗アレルギー性能を持つメチル化カテキンを豊富に含むことで知られる「べにふうき茶」。飲み続けることで目や鼻の不快感を軽減させてくれる効果が期待できます。
お茶なので、副作用などの心配もありません。
スティック1本でマグカップ1杯分。持ち運びに便利なスティックタイプなので、携帯用にもおすすめです。
【商品名】べにふうきスティックタイプ(14本入)【販売価格】540円(税込)【内容量】0.6g×14本【賞味期限】1年間 |
4-2. お茶屋が作った粉末緑茶

「お茶屋が作った粉末緑茶」は、荒畑園の厳選した茶葉からつくられた、粉末茶。
静岡産の茶葉をまるごと使用しているので、茶葉に含まれるカテキンの有効成分を100%摂取することができます。
お湯や水に混ぜるだけで、きれいなグリーンの、美味しいお茶を楽しめます。
そのまま緑茶として飲むだけでなく、料理やお菓子作りにもおすすめです。
【商品名】お茶屋が作った粉末緑茶【販売価格】540円(税込)【内容量】100g×1袋【賞味期限】1年間 |
5. カテキンの多いおすすめのペットボトル茶3選と一覧
ペットボトルのお茶を飲むことで、健康成分であるカテキンを摂取することができます。
ペットボトルのお茶は、急須で淹れたお茶よりもカテキンが少ないのではないかと心配している方もいらっしゃると思いますが、決してそうではありません。
最近では、カテキンをより多く含む、濃い目に淹れたペットボトルの緑茶も販売されていますので、カテキン成分をより多く摂りたいという方におすすめです。
5-1. カテキンを豊富に含むペットボトル緑茶一覧
カテキンを豊富に含む、ペットボトル緑茶をご紹介します。
商品の公式サイトにカテキン含有量のデータが表示されいてる商品のみを対象としていますので、ここに表示されていないペットボトルの緑茶にはカテキンが含まれていないというわけではありません。
商品によってペットボトルのサイズが異なるため、500mlに換算したカテキン含有量を表示しています。カテキン含有量に幅があるものは、季節によって茶葉に含まれるカテキン含有量が異なることをあらわしています。
商品名(公式サイトへのリンク) | メーカー | カテキン含有量(500ml 換算) | 参考価格 |
ヘルシア緑茶 | 花王 | 771mg | 160円(税別)/350ml |
ヘルシア緑茶 うまみ贅沢仕立 | 花王 | 540mg | 160円(税別)/500ml |
緑茶 伊右衛門 濃い味 | サントリー | 240~455mg | 140円(税別)/500ml |
お~いお茶 濃い茶 | 伊藤園 | 400mg | 140円(税別)/525ml |
2つの働き カテキンジャスミン茶 | 伊藤園 | 280mg | 137円(税別)/350ml |
2つの働き カテキン烏龍茶 | 伊藤園 | 280mg | 137円(税別)/350ml |
緑茶 伊右衛門 特茶 | サントリー | 230mg | 170円(税別)/500ml |
あなたのお茶 | サンガリア | 220㎎ | 100円(税別)/500ml |
お~いお茶 緑茶 | 伊藤園 | 200mg | 140円(税別)/525ml |
お~いお茶 まるごと茶カテキン 深蒸し茶 | 伊藤園 | 200mg | 150円(税別)/475ml |
伊右衛門プラス コレステロール対策 | サントリー | 200mg | 150円(税別)/500ml |
2つの働き カテキン緑茶 | 伊藤園 | 197mg | 500ml/150円(税別) |
綾鷹 濃い緑茶 | コカ・コーラ | 164mg | 525ml/140円(税別) |
緑茶 伊右衛門 | サントリー | 40~145mg | 525ml/140円(税別) |
次の章では、一覧でご紹介したペットボトルの緑茶の中から、特に多くカテキンを含むおすすめの3商品をご紹介します。
5-2. 花王「ヘルシア緑茶」

出典:amazon
「ヘルシア緑茶」は、茶カテキンを豊富に含むペットボトル緑茶です。
カテキン含有量は他のペットボトルの緑茶と比べてもダントツに高く、350mlの中に540mgも含まれています。
豊富に含まれるカテキンの働きが脂肪を代謝する力を高め、酵素の活性を高めることで、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
1日当たりの摂取目安量は、およそ350ml。スリムボトル1本分が、1日分の適量になります。
「ヘルシア緑茶」は濃い目の緑茶なので、美味しさにもこだわりたい場合は、ヘルシア緑茶シリーズの「ヘルシア緑茶 うまみ贅沢仕立て」がおすすめです。
カテキンを豊富に摂取でき、同時に、旨味と香りを楽しむことができます。
【商品名】ヘルシア緑茶【メーカー】花王【参考価格】160円(税別)/350ml【容量ラインナップ】350ml、1050ml【カテキン含有量】350ml あたり 540mg【備考】特定保健用食品、日本人間ドック健診協会推薦【公式サイト】https://www.kao.com/jp/products/healthya/4901301324498/ |
5-3. サントリー「緑茶 伊右衛門 特茶」

出典:amazon
サントリーの人気商品である「伊右衛門」は、淹れたてのような豊かな香りと旨み、そして、穏やかな渋みが特徴の緑茶です。
福寿園(京都の老舗茶舗)の茶匠が厳選した国産茶葉を使用しています。
「緑茶 伊右衛門 特茶」は、伊右衛門シリーズの緑茶の中で最も多くカテキンを含んでいますので、健康にも美味しさにもこだわりたい方におすすめです。
「緑茶 伊右衛門 特茶」は、脂肪分解酵素を活性化させ”体脂肪を減らす”のを助ける特定保健用食品に指定されています。
【商品名】緑茶 伊右衛門 特茶【メーカー】サントリー【参考価格】140円(税別)/500ml【容量ラインナップ】500ml、1L、2L【カテキン含有量】500ml あたり 230mg【備考】特定保健用食品【公式サイト】https://products.suntory.co.jp/d/4901777247680/ |
5-4. 伊藤園「お~いお茶 濃い茶」

出典:amazon
「お~いお茶 濃い茶」は、「お~いお茶」シリーズの中で特に濃い味わいが特徴の、ペットボトルの緑茶です。
抹茶入りで飲みやすく、濃くてしっかりとした渋みと後味のキレが特徴です。
体脂肪を減らす働きのあるガレート型カテキンを豊富に含み、飲み続けることで体脂肪を減らす効果が期待できます。
1日の摂取量の目安は、1日3杯程度(1200ml)。食事と一緒に飲む方法がおすすめです。
【商品名】お~いお茶 濃い茶【メーカー】伊藤園【参考価格】140円(税別)/525ml【容量ラインナップ】345ml(ホット)、500ml、525ml、600ml、1L、2L【カテキン含有量】1200ml あたり 960mg(うち、ガレート型カテキン 340mg)【備考】機能性表示食品【公式サイト】https://www.itoen.jp/products/detail.php?id=24 |
6. カテキンをより多く摂取できるお茶の飲み方

カテキンを多く含むお茶の種類、茶葉やティーパック、ペットボトルのおすすめ商品をご紹介しました。
普段飲んでいるお茶を選ぶときに、カテキンがどれくらい入っているかを意識することで、ダイエットや病気の予防などさまざまな効果を得ることができます。
「お茶を選んで飲むだけ」で効果があり、とても手軽で簡単なので、ぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみてください。
この章ではさらに、健康成分カテキンをより効果的に摂取するお茶の淹れ方、カテキンを効果的に摂取できるお茶の飲み方についてご紹介します。
6-1. カテキンをより効果的に摂取するお茶の淹れ方
せっかく緑茶を飲むなら、カテキンをより多く摂取して、ダイエットや病気の予防効果をもっと得られるようにしたいですよね。
カテキンを多く含む茶葉を選べば、より多くカテキンを摂取することができます。
そしてさらに、お茶の淹れ方を工夫することで、もっと多くのカテキンをお茶に抽出することができるのです。
カテキンを効率的に抽出するためのポイントは次の3つです。
カテキンを効率的に抽出するためのポイント |
①抽出するお湯の温度を高くする(90~95℃くらい)②抽出時間を長くする(1分~1分30秒くらい)③茶葉を密閉容器に入れて冷暗所で保管する |
6-1-1. ①お湯の温度を高くする
一般的なお茶の淹れ方では、お湯の温度は70~80℃が適温とされています。そこで、お湯の温度を少し高くすることで、より多くのカテキンを抽出することができます。
ただし、沸騰してすぐのお湯で抽出すると、渋くて飲めなくなってしまいます。お湯の温度が高すぎると、カテキンが抽出されすぎて、「渋み・苦味」成分が出すぎてしまうからです。
カテキンをより効率的に抽出するには、目安としては、90~95℃くらいのお湯を使うとよいでしょう。
6-1-2. ②抽出時間を長くする
一般的なお茶の淹れ方では、お湯を注いだらフタをして40秒ほど蒸らします。この蒸らし時間を少し長くすることで、カテキンをより多く抽出することができます。
ただし、時間が長くなりすぎてしまうと、茶葉がふくらみすぎて苦味が出てしまいます。
より多くカテキンを抽出するには、1分~1分30秒程度の蒸らし時間をおく方法がおすすめです。
6-1-3. ③茶葉を密閉容器に入れて冷暗所で保管する
使いかけのお茶の茶葉は袋の口をしっかり閉じ、密閉容器に入れて、冷暗所で保管しましょう。
茶葉空気に触れたり、直射日光の当たる場所に置いておくと、酸化が進んでカテキン含有量が減っていってしまいます。
茶葉の保管方法にも気をつけることで、より多くのカテキンを摂取することができます。
6-2. 効果的にカテキンを摂取するなら粉末茶がおすすめ
茶葉に含まれるカテキンを効率的に摂取するなら、溶かして飲む粉末茶(インスタント茶)がおすすめです。
6-2-1. 粉末茶は茶葉に含まれるカテキンをまるごと摂取できる
健康成分カテキンはお茶の茶葉に含まれているので、茶葉に含まれるカテキンをより効率的に摂取するなら、茶葉をまるごと粉にした粉末茶(インスタント茶)がおすすめです。
なぜなら、お茶を急須で抽出する場合や、ティーパックでお茶を入れる場合は、茶葉からお湯に溶けだしたカテキンだけしか摂取できず、カテキンの成分が茶葉に残ってしまいまうからです。
茶葉をそのまま全部粉にした粉末茶なら、茶葉に含まれるカテキンの成分を全て残らず摂取することができます。
これなら、ダイエットや病気の予防、菌やウィルスの抑制により高い効果を期待することができますね。
粉末茶は、お茶や水に溶かしてそのまま飲むことができるのでとても便利です。牛乳や他の飲料と混ぜたり、料理やお菓子づくりに使うこともできます。
【粉茶と粉末茶の違い】 ・粉茶は、お茶の葉を切断して加工するときに出る、粉状になったお茶の切れ端を集めたもの。ティーパックなどに加工されて販売されることが多い(お湯や水には溶けない)。 ・粉末茶は、茶葉を粉砕したもの(お湯や水の溶ける)。 |
7. お茶に含まれるカテキンの効能

Green tea leaf with the chemical formula of EGCG on Green background.
カテキンの多いお茶を飲む目的に、「ダイエット」をあげている方が多いのではないでしょうか。
実は、カテキンには、脂肪やコレステロールの吸収を抑えることによるダイエット効果のほかにも、たくさんの役立つ効能があるのです!
有名なものとしては、O-157などに対する抗菌作用、インフルエンザの予防にもなる抗ウィルス作用。花粉症の予防にもなる抗アレルギーの作用もあります。
また、最近では、コロナウィルスの感染を抑制する効果が確認され、カテキンによる感染予防効果も期待されているのです。
カテキンが持つさまざまな効能の一覧をご紹介します。
カテキンが持つさまざまな効能 | |
抗菌・殺菌作用 | ピロリ菌などの増殖を抑制する作用、強い抗菌作用でO-157にも効果がある |
抗ウイルス作用 | 抗ウイルス作用がインフルエンザ予防に有効 |
虫歯予防 | ミュータンス菌の増殖を抑制、虫歯予防に効果 |
抗アレルギー効果 | 炎症を起こす原因となるヒスタミンの放出を抑制 |
抗酸化作用 | 活性酸素を消去し、体内の酸化を抑制 |
体脂肪低下作用 | 脂肪の吸収を穏やかにする |
血中コレステロールの低下 | コレステロールの吸収を抑え、血液中の悪玉コレステロールだけを低下させる |
がん予防 | がん予防・治療効果 |
カテキンが持つ、コロナウィルスの感染抑制の効能については、特に大きな注目が集まっており、世界中でカテキンに関するさらなる研究が行われています。
近い将来、カテキンのさらなる効能が発見されるかもしれませんね。
8. カテキンを豊富に含む荒畑園のお茶がおすすめ!

カテキンを豊富に含むお茶を選ぶなら、荒畑園の緑茶、べにふうき茶、プーアール茶がおすすめです。
日本を代表するお茶の産地である、「静岡県牧之原台地」で生まれた栄養たっぷりの良質な茶葉からつくられたお茶は、自然そのままの「味・香り・色・質」が魅力です。
8-1. 荒畑園のお茶にカテキンが多く含まれる理由

荒畑園の煎茶、べにふうき茶、プーアール茶(茶流痩々)は、他の産地のお茶よりも豊富なカテキンが含まれていますが、一体、なぜでしょうか?
その理由は、日照時間の長さにあります。
荒畑園の茶畑が位置するのは、静岡県のど真ん中、牧之原台地。
牧之原台地の周辺には、日光をさえぎる山がないため、広々とした大地にさんさんと太陽の光が降り注ぎます。
そのため、他の地区よりも日照時間が長くなり、牧之原台地の茶畑で育った茶葉にはより多くのカテキンが含まれるというわけなのです。
8-2. 自社工場でこだわりのお茶づくり

製品になったお茶を飲むとき、そのお茶が、どこで場所で生産され、どのような場所で加工されているか、気になったことはありませんか?
荒畑園では、誰もが安心して飲めるようなお茶づくりにこだわり、茶葉の生産からお茶づくり、出荷まで、全て自社の専用工場で行っています。
自社一貫体制だからこそできる徹底した管理体制と、徹底的なこだわりのもとでつくられた、荒畑園のお茶は、いつでも安心して、美味しく飲むことができます。
8-3. 荒畑園のおすすめ!カテキンを多く含む「べにふうき茶」

お茶を飲むことで、より多くカテキンを摂取したいなら、荒畑園のべにふうき茶がおすすめです。
べにふうきはお茶の品種のひとつで、カテキン含有量が高いことで知られていますが、べにふうき茶を生産している茶園は全国でもまだ少なく、生産量が限られています。
また、カテキン量の多いべにふうき茶は苦味がとても強く、少し飲みにくいというデメリットがあります。
荒畑園の「べにふうき茶」は、苦味を抑えた独自製法で、飲みやすいのが特徴!
手軽なティーパック、またはスティックタイプの粉末茶だから、いつでも手軽に、カテキンたっぷりのお茶を楽しめます。
メチル化カテキンを豊富に含む「べにふうき茶」を飲み続けることで、目や鼻の不快感を軽減させてくれる効果が期待できます。
まとめ
カテキンの多いお茶の種類、カテキンを多く含むおすすめのお茶の商品、カテキンの種類と効能などの情報をご紹介しました。
カテキンを多く含むお茶はこの3つ。
カテキンには、ダイエット効果、病気を予防する効果などさまざまな役立つ効能があります。
普段の生活にカテキンを多く含むお茶を積極的に取り入れることで、カテキンが持つさまざまな効能を得ることができます。
カテキンが持つさまざまな効能 | |
抗菌・殺菌作用 | ピロリ菌などの増殖を抑制する作用、強い抗菌作用でO-157にも効果がある |
抗ウイルス作用 | 抗ウイルス作用がインフルエンザ予防に有効 |
虫歯予防 | ミュータンス菌の増殖を抑制、虫歯予防に効果 |
抗アレルギー効果 | 炎症を起こす原因となるヒスタミンの放出を抑制 |
抗酸化作用 | 活性酸素を消去し、体内の酸化を抑制 |
体脂肪低下作用 | 脂肪の吸収を穏やかにする |
血中コレステロールの低下 | コレステロールの吸収を抑え、血液中の悪玉コレステロールだけを低下させる |
がん予防 | がん予防・治療効果 |
お茶を淹れるのが面倒という方も、カテキンが多く含まれているペットボトルの緑茶から始めてみてはいかがでしょうか?