血圧を下げるお茶

血圧を下げるお茶|選ぶポイントや成分ごとの効果を解説

「血圧を下げるお茶ってどんな種類や商品があるんだろう。」

血圧を下げるお茶にはたくさんの種類があるので、どんな商品があってどうやって選んだらいいかわからない方もいるのではないでしょうか。

血圧を下げるお茶を選ぶときは、次の3つのポイントのどれかをおさえて選ぶと、血圧対策に高い効果が期待できます。

血圧を下げる「トクホ」認定されているお茶を選ぶ血圧を下げる

「機能性表示」がされているお茶を選ぶ

血圧を下げる成分が多く入っているお茶を選ぶ

どうしてこの3つのポイントをおさえて選ぶべきか理由を解説していきますので、ご自身の体の状態とも照らし合わせながら確認してみてください。

ポイントをおさえたら、次はおすすめの血圧を下げるお茶を11選ご紹介していきます。

血圧を下げるおすすめのお茶 含まれる成分、機能性
佐藤園「緑の抑茶」  GABAを含むトクホ商品
サントリー「胡麻麦茶」 ゴマペプチドを含むトクホ商品
サントリー「ゴマペプ茶」 ゴマペプチドを含むトクホ商品
荒畑園「GABAの緑茶」 GABAを含む機能性表示食品
コカコーラ「からだおだやか茶W」 GABAを含む機能性表示食品
荒畑園「GABAのほうじ茶」 GABAを含む機能性表示食品
荒畑園「たっぷりカテキン緑茶」 カテキンを多く含むお茶
茶和家「茶カテキンまるごと粉末緑茶」 カテキンを多く含むお茶
小林製薬「濃い杜仲茶」 杜仲葉配糖体を多く含むお茶
ルイボスティー専門店 RTRoom「ルイボスティー・オリジナル」 ルチンを多く含むお茶
村田食品「玉葱皮茶」 ケルセチンを多く含むお茶

血圧を下げる以外のうれしい効果や特徴も紹介していくので、気になる商品はぜひチェックしてみてくださいね。

血圧を下げるお茶を飲むだけで血圧が下がればいいのですが、なかなかそうはいかないのが現実。

そこで最後に、お茶を飲むことと一緒に行うと、血圧低下にさらに効果のある4つの方法も合わせて解説していきます。

飲み物だけでなく生活習慣も合わせて総合的に血圧対策をしっかりとることで安心して生活が送れるよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1.血圧を下げるお茶の選び方

血圧を下げるお茶を選ぶときは、次の3つのポイントのどれかを抑えると血圧対策に高い効果が期待できます。

血圧を下げる「トクホ」認定されているお茶を選ぶ

血圧を下げる「機能性表示」がされているお茶を選ぶ

血圧を下げる成分が多く入っているお茶を選ぶ

この3つのポイントどれかに基づいて血圧を下げるお茶を選ぶことで、高血圧に効果のあることが実際に認められているお茶や、ご自身の生活習慣に合ったお茶を選ぶことができるようになります。

それでは詳しく見ていきましょう。

1-1.血圧を下げる「トクホ」認定されているお茶を選ぶ

まずは血圧を下げる「トクホ」認定されているお茶を選ぶと、高血圧に高い効果が期待できます。

トクホとは特定保健用食品の略で、人の体に起きる変化に対し、科学的根拠を持って効果が証明されている食品のことです。

例えば、商品に次のような効果を与えるということが認められたら、トクホ認定されることができます。

  • 血圧が高めの方に適する
  • 血糖値が気になる方に適する
  • 虫歯の原因になりにくい
  • 体脂肪がつきにくい
  • お腹の調子を整える、便通改善

参考:公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット

この中から、血圧が高めの方に適するトクホ商品を選べば、血圧を下げる効果が認められているため高い効果が期待できる、ということです。

トクホのもうひとつの特徴は、消費者庁長官がトクホと許可した食品のみ、その効果を表示することができる、ということです。

つまり、トクホに指定されている食品や飲み物は、その効果が国によって証明されているということです。

ですので、高血圧症の方に適するというトクホ表示のあるお茶は、その血圧を下げる効果が国から認められているため、高い効果が期待ができるので、お茶を選ぶ時のポイントにするのがおすすめです。

次のようなトクホのマークを目印に探してみましょう。

出典:消費者庁「特定保健用食品とは」

1-2.血圧を下げる「機能性表示」がされているお茶を選ぶ

血圧を下げる機能性表示食品であるお茶を選ぶのも、血圧を下げるお茶を選ぶ時に重要なポイントとなります。

機能性表示食品とは、事業者の責任で、科学的根拠に基づいて体に良い効果を与える機能を表示した食品のことを指します。

つまり、体に良い効果をもたらすことが科学的に示された食品だけがこの「機能性表示」をすることができるのです。

機能性表示食品には、例えば次のような効果を与える食品があります。

  • 血圧を下げる
  • 血糖値を下げる
  • 体脂肪を減らす
  • 記憶力を改善する
  • 腸内環境をよくする

その中から、血圧を下げる機能が表示されているお茶は、血圧を下げる効果が科学的根拠に基づいて示されているということなので、高い効果を期待することができます。

機能性表示食品は、事業者の責任で表示されており、トクホと違い、国からの審査はありません。

しかし、機能性表示食品は、次のように事業者により、しっかりと評価が行われています

機能性表示食品の評価
安全性の評価 次のいずれかによって評価される今まで広く食べられていたかどうかの食経験安全性に関する既存情報の調査動物や人を用いての安全性試験の実施
機能性の評価 最終製品を用いた臨床試験最終製品又は機能性関与成分に関する文献調査
生産・製造、品質の管理 以下の体制を整えることになっている加工食品の場合、製造施設・従業員の衛生管理体制生鮮食品の場合、生産・採取・漁獲などの衛生管理体制規格外製品の出荷防止体制機能性関与成分の分析方法 

参考:消費者庁「「機能性表示食品」って何?」

ですので、血圧を下げるお茶を選ぶ時に、血圧を下げる機能性表示食品であるお茶を選ぶと、高い効果が期待できるのです。

【トクホと機能性表示食品の違いは?】
トクホと機能性表示食品って何が違うの?と思う方もいるかと思いますが、違いは次の通りです。
●トクホが効果や安全性の審査を行っている・消費者庁長官が許可したものである
●機能性表示食品事業者の責任で、科学的根拠に基づき機能性を表示した食品 (安全性や機能性の根拠に関する情報は販売前に消費者庁長官へ届けられてはいる)・消費者庁長官の個別の許可は受けていない
つまり、トクホは国や消費者庁が認めたものであるのに対し、機能性表示食品はあくまで事業者が独自に科学的根拠に基づいて機能性があると判断したものです。

1-3.血圧を下げる有効成分が多く入っているお茶を選ぶ

トクホや機能性表示食品でなくても、血圧を下げる有効成分が多く入っているお茶を選ぶのも、ひとつのポイントです。

代表的なものだと、次の6つの成分が血圧降下に高い効果が期待できます。

トクホや機能性表示食品は、血圧を下げる機能に特化しており効果は高いですが、それ以外の健康への効果はそこまで高くなかったり、味がイマイチだったりします。

一方、トクホや機能性表示食品でなくても、血圧を下げる有効成分が多く入っているお茶であれば、血圧を下げる以外にも健康に良い影響をもたらしてくれたり、味も美味しかったりと、一石二鳥なのです。

それでは、それぞれの成分の効果を見ていきましょう。

1-1-1.GABAを含むお茶

GABAは血圧を下げる効果が高いとされているため、GABAを含むお茶は血圧を下げる効果が高いといえます。

アミノ酸の一種であるGABA(別名:アミノ酪酸)には、ノルアドレナリンの分泌を抑制するはたらきがあります。

ノルアドレナリンとは、血管を収縮させる作用のある神経伝達物質であり、これが出ると血管が収縮して血圧が上がってしまいます。

GABAがこのノルアドレナリンの分泌をおさえることで、血管をゆるませ、血圧を下げるとされています。

日本栄養・食糧学会で行われた実験によると、1日あたり6gのGABAを8週間摂取し続けたところ、11mmHgも血圧が下がったという顕著な結果が出ています。

また、日本栄養士会による実験によると、次のグラフの通り、GABA含有飲料を飲み続けたところ、6週間で約10mmHgも収縮期血圧(上の血圧)が下がるという結果となりました。

出典:社会法人日本栄養士会「アルコールと食事」

このような実験からも証明されている通り、GABAを含むお茶は血圧を下げるお茶として注目を集めています。

GABAを含むお茶には、GABA緑茶、GABAほうじ茶、GABAプーアール茶などがあります。

GABAには他にも次のようなうれしい効果があるとされています。

  • ストレスを抑えリラックスさせる
  • 眠りの質を向上する
  • 気分が前向きになる

ですので、GABAを含むお茶を飲めば、高血圧対策に期待ができつつ、心地よい生活を送る助けにもなり一石二鳥ですね。

【GABAを含むお茶はこんな人におすすめ!】普段飲んでいる種類のお茶から種類を変えずに、血圧対策の成分だけ追加したい人血圧を下げるだけでなく、リラックス効果等も得たい人

参考:日本栄養・食糧学会「血圧が高めの健常者および軽症高血圧者に対するγ-アミノ酪酸高含有クロレラの効果」

1-1-2. ゴマペプチドを含むお茶

ゴマペプチドとは胡麻に含まれる食品成分で、高血圧に効果があるとされています。

ゴマペプチドには、アンジオテンシン変換酵素(ACE)の活性をおさえる効果があります。

アンジオテンシン変換酵素とは、血管を収縮させる物質を作り出す成分で、これが出ると血管が縮み血圧が上がってしまいます。

ゴマペプチドがこのアンジオテンシン変換酵素をおさえることで、血管の収縮を抑え、血圧降下に役立つのです。

合成樹脂等を扱うKISCO株式会社が行った実験によると、ゴマペプチドカプセルを12週間連続経口投与し続けた結果、1日1000mgを4カプセル飲み続けた人の収縮期血圧(上の血圧)が最大で20mmHg下がりました

出典:KISCO株式会社「ゴマペプチド臨床試験結果」

このような実験からも証明されている通り、ゴマペプチドを含むお茶は血圧を下げるお茶として注目を集めています。

そのため、国からその効果を認定される「トクホ」指定されている商品も多くあります。

【ゴマペプチドを含むお茶はこんな人におすすめ!】血圧を下げる効果を確実に感じたいため、国から認定されているお茶がいい人聞いたことがない成分ではなく、身近な食材(胡麻)に含まれる成分の入ったお茶がいい人

1-2-3. カテキンを含むお茶

カテキンを含むお茶は血圧を下げる効果が高いとされています。

その理由は、カテキンは次のような効果をもたらしてくれるからです。

  • 抗酸化作用が血管の老化を防ぐ
  • 抗酸化作用が、血管がつまる原因となる悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を防ぐ

カテキンを含むお茶は、身近によくあるお茶に多くあります。次の表は、お茶の種類とカテキンの含有量です。

お茶の種類 カテキン含有量(浸出液) 浸出法
煎茶全国で最も生産量が多く、緑茶の中で広く飲まれているお茶。蒸して揉んで作られる 0.07g 茶葉10g/90°Cのお湯430ml、1分
玉露日光を遮った環境で栽培される高級品 0.23g 茶葉10 g/60°Cのお湯60ml、2.5分
ほうじ茶 0.04g 茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
烏龍茶 0.03g 茶葉15 g/90°Cのお湯650ml、0.5分
紅茶 0.10g 茶葉5g/熱湯360ml、1.5分 ~4分

参考:日本食品標準成分表 2015年版(七訂)

浸出法は少し異なりますが、煎茶にカテキンが多く、茶葉10gあたり0.07gのカテキンが含まれています。

お茶のカテキンの含有量の違いは、「品種」「栽培条件」「摘採時期」によって生まれます。詳しくは「お茶のカテキン含有量を徹底比較!含有量の違いとおすすめのお茶」も合わせて読んでみてくださいね。

【カテキンを含むお茶はこんな人におすすめ!】普段の飲み慣れたお茶の種類で血圧対策をしたい人どのお茶がいいか迷ってしまうので、スーパーなどで手軽に手に入るお茶から血圧対策を始めたい人

1-2-4. 杜仲葉配糖体を含むお茶

杜仲葉配糖体(とちゅうようはいとうたい)を含むお茶も、血圧を下げるのに効果的とされています。

杜仲茶の元となる茶葉である杜仲葉には、杜仲葉配糖体が含まれており、その中にさらに次の成分が含まれています。

  • イリドイド類
  • フェノール化合物

これらの成分が、血管をゆるませ拡張する効果を持っているので、その結果、血圧降下に期待ができます。

杜仲葉配糖体を含むお茶には、杜仲茶というお茶があります。

杜仲茶には他にも次のような効果があります。

  • 脂質代謝の促進による内臓脂肪低減(=メタボリックシンドロームにつながる症状の改善)
  • コレステロールの改善(=メタボリックシンドロームにつながる症状の改善)
  • 胃腸運動の促進による便通改善
  • 血流の改善による肩こりや冷え性の改善

杜仲茶を飲めば、血圧対策だけでなく上記のような健康効果にも期待ができるのでおすすめです。

【杜仲葉配糖体を含むお茶はこんな人におすすめ!】血圧対策しながら、メタボリックシンドロームも改善したい人肩こりや冷え性といった症状に悩んでいる人

参考:日本杜仲研究会

1-2-5. ルチンを含むお茶(ルイボスティ)

ルチンを含むお茶も血圧を下げる効果が高いとされています。

栄養成分の一種であるルチンには、毛細血管を強化するはたらきがあるため、破れやすくなった血管を修復し、血液の流れをスムーズにしてくれるのです。

そんなルチンを含む代表的なお茶は、ルイボスティです。

ルイボスティには、血圧を下げるだけでなく次のようなうれしい効果も期待できます。

  • ルイボスティの抗酸化物質が体内の活性酸素を抑え、美肌効果
  • ノンカロリーなのでダイエットにも効果的
  • マグネシウムが含まれているので神経の興奮を抑え、リラックス効果
  • カフェインが含まれていないので寝る前にも飲める

ルチンを含むルイボスティで、血圧対策をしながら美容やダイエットにも効果が期待できて一石二鳥です!

【ルイボスティはこんな人におすすめ!】血圧対策をしながら、美容効果やダイエット効果も欲しい人眠れなくなることを心配せずに血圧を下げるお茶を飲みたい人

1-2-6. ケルセチンを含むお茶(玉ねぎ皮茶)

ケルセチンを含むお茶も、血圧を下げるお茶として多くの人に飲まれています。

ケルセチンとは、野菜によく含まれている成分で、特に玉ねぎに多く含まれています。

抗酸化作用があるので、血管の細胞の酸化によるダメージを防ぎ血管を広げてくれるため、血圧降下に期待できます。

実際に海外の研究でも、ケルセチンを含むカプセルを6週間摂取した結果、太り過ぎの人の血圧が下がったことが実験で証明されています。

ケルセチンには、血圧を下げる効果以外にも、次のような役割を果たしてくれます。

  • コレステロールの低下による、高脂血病や糖尿病の予防
  • ポリフェノールの一種であるケルセチンが動脈硬化を予防
  • ケルセチンが砕骨細胞の分化を抑制し、骨粗鬆症の予防

このようにケルセチンには血圧対策だけでなく、年齢が上がるにつれて心配になる、多くの病気を防いでくれる効果もあります。

【玉ねぎ皮茶はこんな人におすすめ!】高齢になってきて、動脈硬化や骨粗鬆症など、さまざまな病気を予防したい人生活習慣病が心配な人

参考:オレオサイエンス 第 17 巻第 10 号「ポリフェノール含有野菜の高機能化とその応用戦略―ケルセチン高含有タマネギの健康機能―

 

2.血圧を下げる「機能性表示」がされているお茶おすすめ3選

血圧を下げる機能性表示食品も、その効果が事業者により示されている、信頼できる商品です。

その中から、特に血圧を下げる成分が多く含まれているものや、他の健康効果も期待できる商品を2つ厳選いたしました。

 

機能性表示のお茶 メーカー 参考価格
GABAの緑茶 荒畑園 1,944円(税込)/90g入(3g×30包)
GABAのほうじ茶 荒畑園 1,944円(税込)/90g入(3g×30包)
GABAのプーアール茶 荒畑園 2,754円(税込)/40g入(4g×10包)×3袋

実際の血圧対策実験の数値なども解説しながら紹介していくので、気になるお茶をぜひチェックしてみてくださいね。

2-1. 荒畑園「GABAの緑茶」

 

当社荒畑園のGABA緑茶は、高めの血圧にアプローチする、GABAを含む機能性表示食品の緑茶です。

機能性食品として受理されたGABAに加え緑茶のカテキンも入っているので、ダブルで血圧を下げる効果を発揮します。

GABA緑茶を飲み始めて、実際に血圧が下がったといううれしいお声もいただいております。

特に大きな効果があった方の中には、血圧が180から150へ下がったという声も!

トクホ製品や機能性表示製品だと、その効果を優先するあまり、味がイマイチ...というものも中にはありますが、「荒畑園のGABA緑茶は普通の緑茶と同じでおいしい」とのクチコミが寄せられています。

ティーパックタイプで手軽に飲めるので、ぜひ一度試してみてください。

商品名 GABAのほうじ茶 参考価格 1,944円(税込)
メーカー 荒畑園 内容量 90g入(3g×30包)
購入はこちら

3-2. 荒畑園「GABAのほうじ茶」

 

荒畑園のGABAシリーズでは、高めの血圧にアプローチするGABAを含む、機能性表示食品のほうじ茶も人気です。

ティーパック1包あたり12.3mgものGABAを配合しており、しっかりと血圧対策ができます。

さらに、ほうじ茶に含まれるピラジンという成分が気分を落ち着かせてくれるため、リラックス効果もあります。

緑茶と比べるとほうじ茶はカフェインが少ないため、夜眠れなくなることを心配せずに、午後のおやつタイムを楽しみながら血圧対策もまとめてできてしまいますね!

商品名 GABAのほうじ茶 参考価格 1,944円(税込)
メーカー 荒畑園 内容量 90g入(3g×30包)
購入はこちら

3-3. 荒畑園「GABAのプーアール茶」

静岡県牧之原産やぶきた茶を100パーセント使用し、独自の製法でクリーンルームにてじっくりと「後発酵」させた国産プーアール茶にGABAを配合しました。

国産プーアール茶は、クセがなく、飲みやすい味で人気です。また、プーアール茶に含まれる「重合ポリフェノール」「没食子酸」は、スッキリ生活には欠かせない成分です。

便秘改善のお声もございます。血圧対策と一緒に、スッキリを目指したい方におすすめです。

商品名 GABAのプーアール茶茶 参考価格  2,754円(税込)
メーカー 荒畑園 内容量 40g入(4g×10包)×3袋
購入はこちら

 

3.血圧を下げる成分が多く含まれているおすすめのお茶

「もっと親しみのあるお茶で手軽に血圧対策をしたい!」

「血圧を下げる以外にも、ダイエット効果や生活習慣病など、合わせて一緒にケアしたい!」

という方には、1-3.血圧を下げる有効成分が多く入っているお茶を選ぶで紹介した種類のお茶がおすすめです。

その中でも、血圧を下げる成分が多く含まれているお茶のおすすめ商品をご紹介します。

血圧を下げる成分が多く含まれているお茶 成分 メーカー 参考価格
たっぷりカテキン緑茶 茶葉 カテキン 荒畑園 1,080円(税込)/200g
たっぷりカテキン緑茶 ティーパック カテキン 荒畑園 972円(税込)/2g×30包

血圧を下げる成分がただ入っているだけでなく、成分が「多く」含まれているもの血圧対策に効果が高いものを厳選したので、ご自身の好みや悩みに合わせてお気に入りを見つけてみてくださいね。

3-1. 荒畑園「たっぷりカテキン緑茶」 茶葉タイプ

荒畑園のたっぷりカテキン緑茶は、その名の通りカテキンをたっぷり含んだ緑茶。

その含有量はなんと、1日3杯で400mg以上摂取できます。

通常のペットボトルのお茶のカテキン含有量は100mlあたり30〜40mgなので、たっぷりカテキン緑茶はケタ違いのカテキン含有量です。

さらにこの商品のすごいところは、カテキンが内臓脂肪に働きかけ中性脂肪を減らしてくれるため、内臓脂肪を減らす機能のある商品として機能性表示されているんです。

血圧対策をしながら内臓脂肪も低下させることができて一石二鳥のたっぷりカテキン茶、ぜひ試してみてくださいね。

参考:緑茶のカテキン類含有量

   日本経済新聞

商品名 たっぷりカテキン緑茶 参考価格 1,080円(税込)
メーカー 荒畑園 内容量 200g
購入はこちら

3-2. 荒畑園「たっぷりカテキン緑茶」 ティーパックタイプ

荒畑園のたっぷりカテキン緑茶は、茶殻の処理が簡単なティーパックタイプもございます

忙しい朝や仕事中にもさっと淹れることが出来て、とても便利ですよ。ぜひ試してみてくださいね。

参考:緑茶のカテキン類含有量

   日本経済新聞

商品名 たっぷりカテキン緑茶 参考価格 972円(税込)
メーカー 荒畑園 内容量 60g入(2g×30包)

購入はこちら

4.お茶を飲みながら実践するとより血圧を下げられる4つの方法

血圧を下げるお茶を飲めばある程度の効果が期待できますが、もちろんそれだけで血圧が下げられるわけではありません。

そこで、お茶を飲みながら実践するとさらに血圧を下げることのできる方法を4つ解説します。

味の濃い食事を減らすアルコールを減らす運動する十分な睡眠をとる

血圧を下げるお茶を飲みつつ、同時にこういった方法も実践することで、さらなる血圧降下が期待できます。

それでは順番に見ていきましょう。

4-1. 味の濃い食事を減らす

塩分を多く含む食事を控えるのが、血圧を下げる1つの方法です。

塩分を摂りすぎると、それを薄めるために水を欲します。

それにより血液量が増え、より大きな力を心臓が必要とし、その結果として血圧が上昇するのです。

そのため、摂取する塩分を減らすために、味の濃い食事を減らしましょう

日本高血圧学会高血圧治療ガイドラインでは1日の食塩摂取量は6グラム以下が推奨されています。

普通の食生活を送る日本人の食塩の摂取量は約12gだと言われているので、普通の食事と比べて「約半分」が理想的な量ということになります。

手軽にできる具体的な行動は次のようなものがあります。

  • 薄味を意識する
  • 外食を減らす
  • 野菜や果物を積極的に食べる
  • ラーメンの汁は半分残す
  • 減塩しょうゆを使う

食事から摂取する塩分はお茶を飲めば解消するわけではないので、まずは摂取する塩分量を減らすことから始めてみましょう。

4-2. アルコールを減らす

お酒を飲むと血圧が上がるため、アルコールを減らすのも血圧をおさえるのに効果的です。

アルコールは、体内でアセトアルデヒドに変化し血管を広げるので一度は血圧が下がるのですが、その後酢酸に変化し血中濃度が下がるので、血管が収縮し血圧が上がります。

またアルコールを飲むと塩分の高いおつまみをたくさん食べるようになるのも、間接的に血圧をあげることにつながっています。

そのため、アルコールの量を減らしましょう。

厚生労働省は、次の2つを基準にアルコールを摂取するのが望ましいとしています。

  • 1日のアルコール摂取量は日本酒1合(ビール大瓶1本に相当)まで
  • 週1日以上の休肝日を設ける

アルコールの代わりに血圧を下げるお茶を飲めば、アルコール摂取量も減り、お茶の効果も受けることができるので一石二鳥ですね。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット

4-3. 運動する

運動をすると余分な塩分を排泄することができますが、運動不足になると塩分が体内に残ってしまいます。

その結果、体が水分を欲し、血液量が増えて心臓が大きな力を必要とし、血圧が上がります。

なので、適度な運動をして塩分を排泄しましょう

厚生労働省は、できれば毎日30分以上の運動をすることを推奨しています。運動療法として推奨されるものは次の通りです。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • 水中運動
  • 自転車
  • その他有酸素運動

高血圧だけでなく、その他の健康維持にも運動は欠かせないので、これを機に軽い運動から始めてみるのはいかがでしょうか。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット

4-4. 十分な睡眠をとる

睡眠をしっかりとることも、血圧を下げるのに効果があると言われています。

高血圧の原因となるもののひとつに、ストレスがあります。

ストレスを感じることで交感神経が活性化され、心拍数が上がったり、動脈が収縮したりするので、その結果として血圧が上がってしまうのです。

そのため、ストレスは高血圧の大敵しっかり睡眠や休息をとることで、ストレスを軽減しましょう

アメリカ国立睡眠財団によると、成人の大人が心身ともに健康でいるために必要な睡眠時間は、7~9時間とのことです。

必要な睡眠時間は個人によって大きく差があるので、自分自身で必要だと思う睡眠や休息をしっかりとることが血圧を下げることにつながります。

参考:東洋経済オンライン「政府が推奨する「十分な睡眠」とは何時間なのか」

5. まとめ

血圧を下げるお茶は、次の3つのポイントから選ぶことができます。

血圧を下げる「トクホ」認定されているお茶を選ぶ血圧を下げる「機能性表示」がされているお茶を選ぶ血圧を下げる成分が多く入っているお茶を選ぶ

この3つのポイントを基準に、ご自身の好みや食生活に合わせて、血圧を下げるお茶を選んでみてください。

ですが、お茶を飲むことだけに頼らず、血圧を下げるために生活習慣や食事の見直し、運動も合わせて行うことで、より高い効果が期待できます。

お茶と生活習慣の改善で、高血圧に悩まされることなく快適な生活を送れることを願っています。

-血圧を下げるお茶