ほうじ茶のおいしい入れ方
【1】急須について
急須は、網の付いた「深むし茶急須」がオススメです。
茶葉が浸透しやすく目詰まりしにくいのが特徴です。
【2】急須に茶葉を入れる
スプーン1杯(10~15g)のほうじ茶の茶葉を急須に入れます。
茶葉の量は、ご使用の急須やお好みで調整してください。
【3】お湯を入れる
急須に熱湯を直接注ぎます。(火傷に注意してください)
お湯の量は多くても7分目までがコツ!
残りの3分に香りが広がり、湯のみに注がれます。
【4】急須をゆっくりまわす
茶葉が急須の中で広がるようにゆっくり急須をまわします。
【5】まわしつぎをする
人数分の湯のみに少しずつ、均等にまわしつぎをして下さい。
最後の一滴まで注ぎきって下さい。
ほうじ茶は、さっぱりとした飲み口と香ばしい香りが特長のお茶です。
渋みも少なく、お子様からお年寄りまで、どなたでも飲んでいただけます。
お茶を入れる時のワンポイント!
不思議!お湯の温度で変わる味と香り
入れ方によって風味が変わるのは、お茶の成分によるもの。お湯の温度によって抽出されるお茶の成分が異なるためです。
旨味成分のアミノ酸は50度以上の低温で、渋味成分のカテキンは80度以上の高温で溶け出しやすいとされています。
渋味を抑えつつ、旨味を引き出すには70~80度のお湯で入れるのがオススメです。
ほうじ茶や玄米茶、茎茶など香りを楽しむお茶は約100度の熱湯で入れると香りが引き立ち、豊かな味わいを楽しむことができます!
水について
市販のミネラルウォーターを使用する場合は、軟水がオススメです。表示をご確認いただき、高度が比較的ひくいものを選んで下さい。
急須の使い方
急須のふたの向きを注ぎ口に合わせるとふたの穴から空気が入り、急須の中で茶葉の対流がおき、茶葉がよく開くためお茶の成分がしっかり出ます。
二煎目をおいしくいただくために
一煎目を入れ終わったら、急須のふたを開けて急須の中の熱を逃しましょう。
ふたをしたままでは、中の茶葉が蒸れすぎて二煎目のおいしさが半減してしまいます。
二煎目は、お湯を注いでから約10秒待ちます。温度は、一煎目よりもやや高い温度で抽出しましょう。